ベーシストになった日
島村楽器のお題「楽器に関する思い出」
ウクレレセット欲しいなー!
ということで、島村楽器さんのお題でブログを書きたいと思います。
私はベースを弾いているのですが、何を隠そう1本目のベース購入の際は島村楽器さんにお世話になりました。
群馬県のイオン内にある店舗なのですが、店員さんがフレンドリーで且つトークがおもしろく、イオンに行った際には用事がなくても立ち寄っていました。
で、ベース購入のお話。
当時私は群馬県内の学校に通っており、バンドをやっている友達(TとN)と仲良くしていました。
二人ともギタリストで、同じバンドのリードギターとリズムギターとして活動していました。
バンドに興味のあった私は、彼らにいろいろと話を聞かせてもらっていました。
ライブももちろん観に行き、対バンと比べ物にならない彼らのパフォーマンスに憧れの念さえ抱いていました。
そんな彼らを見ていると,私自身楽器を始めたいという気持ちが強くなっていきました。
しかし,どこかでバンドマンとかギタリストというのは雲の上の存在で,自分なんかになれるのだろうかと不安に思っていました。
そんなこんなで楽器を始めたいにもかかわらず,もやもやとしながら日々は過ぎていったわけです。
そしてターニングポイント。
ある日,友人Nと某邦ロックバンドのライブを見に行くことに。
実は,ちゃんとレーベルのついてるバンドのライブを見に行くのは,それが初めてのことでした。
絶句。
バンドがかっこいいとここまで思ったのは初めてでした。
特にベーシストのパフォーマンスが圧巻で,私がベースを選んだきっかけの大部分は,このバンドのベーシストみたいになりたい!と思ったことに起因します。
帰り道。
友人Nにベース始めたいということを打ち明けました。
おれなんかがベーシストになれるかなーと一抹の不安も問いかけたのですが,
N:「え?ベースもった瞬間に,誰もがベーシストでしょ。」
とこれまで色々考え込んでいたのが馬鹿らしくなるくらい,簡潔且つ明白な答えを返してくれました。
翌日Nはいっしょに楽器屋にいってくれることに。
イオンの島村楽器です。
いざ買おうと思って店内を見ると,いろんな楽器があるんだなーと。
前日の夜にちょこっと調べて,楽器のメーカーも多少は覚えてからいきました。
でもやはり,有名どころはお高い。
出せて3万かなー・・・と考えていたのですが,Fender japanのプレジャズベが目に留まり,友人Nとともに「これが一番かっこいいねー!」という話に。
しかし,価格は予算オーバーの5万6千円。
とりあえず試奏させていただくことに。
まずは友人Nがベンベン!とそれっぽく弾いてくれました。
うーむやはり様になる。
そして自分。
どうやって弾くのやら・・・
友人に弾き方を教わりながら,おっかなびっくりピックで適当に弦を弾いていました。
高価なものだから,傷つけないようにしなきゃなーとちょっと遠慮気味でしたが,楽器を持ったという事実,弾いているという事実がうれしくてうれしくて。
あの時のベースの重みは今でも覚えてるなー。
試奏後,もう心は決まっていました。
試奏させてくださった店員さん(I井さんまだ店長やれてますか?笑)に,
「これ,買います!」
と一言。
I井さんは,「こんなに即決したお客さんは初めてだよ!」
と驚いていました。
持ち合わせはもちろん足りなかったので,半年後の一括払い制度を使わせていただきました。
お金はまだ払ってないのに,その日に楽器を持ち帰れるっていうのがいいよね!
あれからもう5年ですか。
そんなこんなでわたしはベーシストになったわけです。
この後,紆余曲折あってTとNといっしょにバンドをやったりもしましたが,それはまた別のお話。
ベースを購入したのがちょうどテスト期間中で,散々な結果になったというのもまた別のお話。
色々大変なこともありましたが,ベースのおかげで楽しい日々を送ってくることができましたし,これからも送っていきたいと考えています。
楽器を始めようかなと思っている方がいたら,いつまでもくすぶっていないで,まず楽器に触れてみればいいと思います。
借りるのでもいいし,購入するのでもいいし,とにかくやってみればいいと思う。
弦楽器って難しいし,それなりに弾けるようになるまで時間もかかります。
実際にやってみて諦めてしまうようでしたら,その程度の熱意だったのだなと割り切って,別の趣味に投資するのもいいでしょう。
でも,やってみもせずに諦めるっていうのはもったいない。
今から楽器屋さんにいってみませんか?
楽器を手に取った瞬間,刺激的で楽しい日々が訪れるかもしれませんよー!
おしまい